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2021年4月3日
こんにちは!ほまれ歯科医院の歯科衛生士です!
今日は歯周病と糖尿病の関係についてお話したいと思います。
歯周病は糖尿病の合併症の一つだと考えられ、糖尿病の第6番目の合併症と認識されるようになりました。
糖尿病があると、歯周病の進行が早まり、歯周病の治療がいったん終わってもまた再発する可能性が高くなります。
また、歯周病も糖尿病を悪化させる要因になります。
糖尿病は40歳以上の4人に1人、歯周病は成人の80%の人がかかっていると言われています。
〜糖尿病の固有合併症(三大合併症)〜
①網膜症(失明の原因となる目の病気)
②腎症(放置すると透析導入を余儀なくされる腎臓の病気)
③神経症(手足の感覚を麻痺させる)
〜糖尿病固有ではないが、糖尿病で進行が促進される合併症〜
①心筋梗塞(動脈硬化の結果、心臓の筋肉に栄養を送る血管の流れが悪くなり、心臓が壊死する病気)
②脳梗塞(同様に脳内の動脈が詰まって血流が悪くなり脳に障害が出る病気)
これらの合併症に加え、歯周病が認識されるようになりました。
近年、認知症やがん(膵臓がん、肝臓がん、大腸がんなど)も合併症の一つに考えられるようになりました。
最近の研究で、糖尿病治療により、血糖コントロールが改善すると歯周病の悪化が抑えられ、歯周病治療により良好なプラークコントロールが維持できると糖尿病が改善することがわかってきました。
糖尿病と歯周病は切っても切れない関係です!
内科で糖尿病と診断されたら歯科にも受診されることをおすすめします!