ブログ|足立区六町で歯科をお探しの方はほまれ歯科医院まで

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抜歯即時インプラントのセミナーを受講しました

2025年2月6日

こんにちは、院長の伊藤です

12月、2月の計4日間のセミナーを受講し、

抜歯した日にすぐインプラントを埋入するための知識と技術を学んできました

今月も前歯の抜歯即時のオペがあるので、有意義なセミナーでした!!

前歯のダイレクトボンディング

2025年1月12日

こんにちは、院長の伊藤です

2025年も引き続きよろしくお願いします

さて、今回は前歯のダイレクトボンディングのケースレポートです

術前

むし歯があり、審美的にも不良な前歯2本のダイレクトボンディングを行うことに

左上の歯はまず神経の治療を行いました

術直後

もともと段差がありフロスもひっかかるような状態でしたが、

審美的にも機能的にも良い状態になりました

ビフォーアフター

治療直後のため歯が乾燥していますが、しばらくすると馴染んでくるかと思います!!

あとは定期検診でチェックしていきます!

型取り不要!プライムスキャンコネクトを導入しました

2024年12月12日

こんにちは、院長の伊藤です

気持ち悪くて型取りが苦手、という方は非常に多いですよね

この度、当院ではプライムスキャンコネクトを導入しました!

従来の粘土のようなものをお口に入れる必要がなく、スキャナーでお口の中の状態を読み取ります

こんな感じ

削った上の歯を読み取って

噛み合う下の歯を読み取って

こんな感じで、上下の歯のかみ合わせを再現してくれます

あとは技工所へ送信するだけ

作製してもらったセラミックを装着

まだ導入したてで時間がかかってしまいますが、慣れればスピーディーに、患者さんの負担も少なく型取りが可能です!!

 

*当院ではCADインレーという、スキャナーを使用して作製する保険の詰め物は行なっておりません。適合が悪く、脱離や破損のリスクも高く、自分や家族に入れたいとはとても思えないからです

 

従来の型取りが苦手、精度の良い被せ物を作りたい、そんな方はご相談ください!

 

歯茎の腫れを歯周外科で改善したケース

2024年12月3日

こんにちは、院長の伊藤です

最近家族でケーキや白玉団子を作って休日を楽しんでいます

甘いものは美味しくてつい食べすぎてしまいますね

さて、今回は根管治療を他院で行ったが歯肉の腫れが治らない、という主訴で来院されたケースです

治療前

黄色で囲った部分の歯肉が腫れて膿が出ている状態で、深い歯周ポケットがありました

再根管治療を念のため行いましたが改善せず、CTから【セメント質剥離】が疑われたので、歯周外科を行うことに

*セメント質剥離:

セメント質は歯根表面を覆う硬組織で、周囲の骨と結合しています。

加齢や過大な力が加わることでセメント質が剥がれてしまうことがあります。

症状としては歯肉の腫れや排膿、歯の揺れなどが挙げられます。

赤く囲んだ部分がセメント質剥離が生じている箇所です。

粗造な歯根面をできるだけ滑沢にし、骨にこびりついた軟組織を取り除いたところ

3ヶ月後

腫れや排膿は止まり、健康な歯肉に改善していました

外科処置後の目立った歯肉の退縮も見られません

いつもブログを読んでいただいてる患者さんですが、症状が落ち着いて良かったです!!

ダイレクトボンディング3年経過例

2024年11月21日

こんにちは、院長の伊藤です

金属の詰め物のやり直しや、むし歯の治療では、ダイレクトボンディングを当院ではお勧めしています。

ダイレクトボンディングは

①削る量が他の治療と比べて最小限

②即日に詰められる

③破損しても即日修復が可能

といったメリットがあります。

歯は治療の度に大きく削られ、残っている歯が少なくなると、治療の難易度や再発リスクが高まります。

こういった理由から、ダイレクトボンディングで治療する価値は非常に大きいのです。

今回は、ダイレクトボンディングを行った歯の長期経過例についてです

治療時

金属の詰め物の見た目が気になる、といった理由でダイレクトボンディングを選択されました

外してみると内部でむし歯が大爆発しており、残った歯も非常に少なく、神経ギリギリでした

3年後

こんな感じです

ブラッシングの上手な方ということもあり、治療直後の状態をキープしています

こちらは上が治療直後、下が2年後です

自由診療で丁寧に治療することで、どちらも治療直後とほぼ変わらない状態をキープしています

開業してもうすぐ5年になりますが、非常に多くのダイレクトボンディングを行っています

治療後に神経を取る治療を行なったのと、欠けたのはそれぞれ1ケースのみです

歯をなるべく削りたくない、再治療までの期間をなるべく長くしたい方はご相談ください!

ペットボトル症候群

2024年11月15日

こんにちは!

 

ほまれ歯科医院🦷の歯科衛生士です。

 

朝晩は冷える日が多くなってきましたね。

日中は陽が注ぐとまだ暖かい日も多いですが、すぐそこまで冬は来ているようです。

 

今日のブログは

『ペットボトル症候群』です。

 

ペットボトル症候群とは、糖分を含むスポーツドリンク、清涼飲料水を大量に飲み続けることによって起こる、急性の糖尿病です。

 

ペットボトル症候群の症状には、喉が渇く、尿量が増える、だるい、疲れやすい、吐き気がする

といった症状があります。

 

10代から30代の若年層に多く見られ、肥満傾向にある方に特にリスクが高いとされています。

 

ペットボトル症候群を防ぐには、次のようなことに注意しましょう。

 

・糖分を大量に含む清涼飲料水を避け、水や砂糖の入っていないお茶などを飲む。

・スポーツドリンク類も糖分が含まれている場合が多いので注意する。

 

ペットボトルなどの清涼飲料水は虫歯になる可能性も高くなります。

 

摂り過ぎに注意しましょう!

外傷のケース : 転倒して前歯と上顎の骨が折れた

2024年11月9日

こんにちは、院長の伊藤です

今回は転倒して前歯が折れ、急患で来られた方のケースです

初診時

受傷後

右上3番目の歯は被せものが破損してます。

右上の真ん中2本が水平的に折れているのはすぐ分かりますが、

初診時の画像と見比べると、歯茎と骨の中にめり込んでしまっています。

陥入といいますが、予後が悪くなります。神経の保存は困難なことが多く、骨と歯根が同化して抜歯に至るケースもあります。

 

ただ、受傷後だけ見て陥入に気づくのは難しいこともあり、初診時に写真を撮るシステムにしておいて良かったなと思います。

CTで確認すると、上の前歯部の骨は折れ、周りの骨から浮かんだようになっています。

麻酔後、ある程度元の状態まで歯をぐーっと引っ張り上げ、ワイヤーで固定

このまま骨が落ち着くまで3ヶ月待ちます。

3ヶ月後 ワイヤーを外したところ

歯の治療後

保険の治療なので色合わせなどはしておりませんが、良い感じに経過しています。

 

外傷後の対応を誤ると、残せる歯も抜歯になったり、経過観察でいいものも神経をとるはめになります。

歯が折れてしみるから神経を取ると説明され、不安になり来られた方で、通常の修復治療で済んだケースもあります。

なにか不安なことがあればご相談ください。

 

 

 

 

ダイレクトボンディング : 正中離開を改善したケース

2024年10月12日

こんにちは、院長の伊藤です!

最近は抜歯後のインプラントが多くなってきましたが、専門の歯を残したダイレクトボンディングや、精密根管治療も積極的に行っております。

今回は正中離開(すきっ歯)をダイレクトボンディングで改善したケースレポートです

術前

正中離開(すきっ歯)が気になるという主訴です。

改善するには

①セラミックを使用したラミネートベニア

②ダイレクトボンディング

といった方法がありますが、今回は歯を削らず改善できるダイレクトボンディングで行うことに。

術後

歯を削らずに、離開部分を詰めました。

ビフォーアフター

1週間後

違和感なく治療できたかと思います!!

定期検診の重要性

2024年9月26日

こんにちは、院長の伊藤です。

少し寒い日が出てきましたね。ということで、おでんを作りながら合間でブログを書いてます。

さて、今回は定期検診の重要性について簡単にお話しします!

痛くなったら歯医者に行けばいいや、と思ってる方は多いですよね。

歯を失う2大原因のむし歯も、歯周病も、実はあまり痛みが出ません。痛みが出た頃には神経をとる処置や、抜歯が必要となることも少なくありません。

なので、神経をとる処置を回避できたときには、今回は神経をとる前に痛みが出て、歯科を受診するきっかけになってラッキーでしたね、とお伝えしています。

最近友人の歯医者から紹介されたケースです。

左上の歯がしみる、少し痛みがある、との訴え。もちろん自分では見えませんし、裸眼で診察されているところでは見逃されるかもしれません。

実はこの赤丸のところがむし歯で、クラック(ひび)も入っています。

(当院では、ドクターは10倍の拡大鏡、衛生士は3倍の拡大鏡を使用して見逃しを防いでいます。)

むし歯を除去したところ

むし歯だけ染めてくれる検知液を使用しながら、むし歯のところだけ丁寧に削ります。

小さく見えますが、かなり内部で大きくなっており、神経にかなり近接していました。

これくらい深いと、術前の痛みがなくても、術後に痛みが出て神経の治療になることがあります。

後日確認したところ、痛みもなくなったようで安心しました。

また、こういった黒くなってるところはむし歯じゃないか!?と心配されて来院されるのですが、削る必要はありません。

着色あるいは、初期むし歯になりかけの状態ですが、間食を気をつけること、適切にフッ化物をブラッシングで使用することをご説明し、定期検診でチェックしましょう、とお話します。

 

むし歯と神経治療を専門にしておりますので、何かあればご相談ください!!

 

 

当院が自由診療をお勧めする理由

2024年9月11日

むし歯→①金属の詰め物→再発→②大きく削って銀歯→再発→③神経を取る治療→再発→④神経の治療→再発→⑤残っている歯が少ないため、抜歯

よくある歯の経過ですが、なぜこのようなことが起きるのでしょうか?

 

歯科治療というのは、すべての治療ステップをしっかりと行うことで最大限の効果を発揮し、再発までの期間を延ばすことができ、結果、自分の歯を長く使用することができます。

しかし、保険診療というのは全国一律で診療報酬という金額が決まっています。

そのため、一度に複数の患者さんを診て2−3分で終わらせても、時間をしっかりとかけて治療を行っても同じ金額になります。

例えば下記のような感じです。

【むし歯治療】


治療前のようにべたっと詰めるだけしても、治療後のように形態をしっかりと作り上げても同じ金額です。

【根管治療】

いわゆる神経の治療です。

いかに歯の中を無菌に近い状態で治療するか、唾液中の細菌を歯の中に入れないか、というシビアな条件が求められる治療です。根管治療が不十分だと、その後に良い被せものを入れても再発しやすくなり、抜歯に近づきます。

日本の根管治療の診療報酬は世界的に見ても圧倒的に低いため、時間をかけて治療することは困難です。そのため、日本の根管治療の成功率は30ー50%と言われています。

このように、むし歯が残っており、かつ、唾液が絶えず歯の中に侵入する環境下で治療しても

むし歯をしっかりと削り、唾液が侵入しないように「隔壁」というプラスチックで歯に堤防を作ったうえで治療しても、同じ金額です。

もちろん隔壁を作った場合、保険点数には反映されないため、いわゆる赤字診療になります。

(たまにネットなどで、歯医者は再診料で儲けるために何回も通わせる、削りたがる、という意見を見かけますが、見当違いです。再診料は10割負担で600円程度ですが、皆さんに使用する器具は滅菌して、ひとつひとつ梱包しています。その手間と材料代を考えると全く儲けになりません。

また、治療の報酬は昭和からほぼ横ばいです。物価や人件費の高騰にも関わらずです。)

 

このように、保険診療と自由診療の一番大きな違いは、

時間と材料をかけて、一つ一つのステップをしっかりと行えるかどうか』です。

 

保険治療で経営的にも、クオリティ的にも問題ない範囲で行うとすると、すべての治療ステップを踏むことはできず、

途中のステップを省略して行います。

結果、短期的には問題ないように見えても、長期的に見ると大きな差が生じます。

 

悪くなったら再治療すればいいや、と言う方もいますが、治療を行うたびに大きく歯は削られていきます。

そして、残っている歯が少なければ少ないほど、治療難易度は上がり、再発までの期間は短くなります。

なので、むし歯が小さいうちに自由診療でしっかり治しておく意義はとても大きいのです。

安いからといって安易に保険治療を繰り返していると、治療回数は多くなるためにトータルの医療費はかかり、抜歯までの期間は短くなります。結果、QOL(生活の質)も下がってしまうことになります。

 

そのため、我々歯科医が自分の歯や家族の歯を治療する際に、保険治療を選択することはほとんど無く、自由診療のクオリティで治療を行います。

患者さんにもなるべく上質な医療を提供したい、そういった想いから自由診療をお勧めしております。

もちろん様々な制約はありますが、保険診療も可能な範囲で丁寧に行っていますのでご安心ください。

 

長くなりましたが、当院の提供したい治療例を最後に提示します。

(治療事例のページで、随時アップしております。治療にお悩みの方は参考にされてください)

【初期〜中等度のむし歯】

基本的に、メタルインレーは行いません。

歯を削る量を最小限にできるダイレクトボンディングを行うことで、再発が起こったとしても、再度あまり歯を削らないダイレクトボンディングを行うことができるかもしれないからです。

メタルインレーが再発した場合、その多くは被せものへと進み、一気に歯の量は減ります。

【大きな虫歯】

大きなむし歯であれば、再発しやすい保険治療の被せものは行わず、汚れがつきにくく、長期的に安定するセラミックの詰め物や被せものを使用します。

【神経に達するむし歯】

 

残せそうな神経であれば、むし歯に侵された神経だけ除去し、MTAを使用した神経保存療法を試みます。

【根管治療】

キレイにしているのか、感染させているのか分からないような治療ではなく、ラバーダム下での精密治療

【歯を失った場合】

周りの歯に負担をかけないインプラント

片方の歯の裏側を、一層だけ削る接着性ブリッジ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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