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2023年6月22日
右上の前歯が一本だけ黒くなっているのが気になるというご相談。
外傷やむし歯で神経を失うと、このように黒ずんでしまうことがあります。
何年か前にインターナルブリーチを行ったが、後戻りをしてしまった、ということです。
インターナルブリーチとは、根の治療を行うときに削った歯の裏側からホワイトニング薬剤を入れ、白くする方法です。
セラミック治療と比較すると歯を削る量は圧倒的に少ないですが、古い詰め物を外すときに多少歯を削ったり、歯にストレスがかかることでヒビが入ることがあります。
歯の残り具合からすると、今回がラストのインターナルブリーチになることを伝え、
ホワイトニングをスタート!
モニターでビフォーアフターを確認してもらうと、拍手をして喜んでいただけました。
(何年かすると後戻りをして色が暗くなるので、それを見越して周りの歯より白くしてあります)
ついでに歯の間の詰め物も、色合わせをして詰めました。
普通に見る分には詰めたことに気づかないかなーと思います。
いい感じに改善できて良かったです!
2023年5月31日
こんにちは、院長の伊藤です。
今回は、日本人のお口の中に一般的に入っている、銀歯についてです。
銀歯の歴史は古く、薄くて丈夫なこと、費用が安価なことがメリットとしてあります。
しかしデメリットとして、
①金属アレルギーの問題
*一発目で発症することもあれば、何個目かで発症することもあります
②保険の型取りは精度があまり良くなく、適合が自費治療に比べて劣る
→むし歯の再発が起きやすい
③見た目が悪い
④お口の中は熱いもの、冷たいものが入ってくるので、銀歯は収縮膨張を繰り返す
→歯との隙間から細菌が入る
→むし歯の再発が起きやすい
といったことが挙げられます。
メリットよりもデメリットの方が大きいため、当院では詰め物であれば極力使用しません。
被せものについては患者さんの希望を尊重したうえで、保険・自費と選んでいただきます。
確かに保険治療は比較的安く、自費治療は高くなりますが、保険治療は治療のやり直しも多く、
結果費用がトータルで高くなったり、
早期に抜歯が必要になることがあります。
いい治療でなるべく長く歯を使っていきたいいですね。
2023年5月30日
こんにちは!
ほまれ歯科医院の歯科衛生士です。
今年は梅雨入りが早そうですね。
関東地方もそろそろ梅雨入りしそうです。
湿気のジメジメが嫌な季節ですね。
さて。
今回は
ペットボトルに入っている砂糖の量
です。
水分補給などでペットボトルの飲み物を飲まれている方も多いと思います。
歯医者的には砂糖の入っていないお茶か水で水分補給をしていただきたいところなんですが、
甘い飲み物も飲みたくなりますよね。
ここで、ペットボトル500mlに入っている砂糖の量を調べてみました!
角砂糖何個分かで調べてみました!
角砂糖1個で3.3gとします。
①コカコーラ 角砂糖約17個 56.5g
②ファンタグレープ 角砂糖約17個 57.5g
③CCレモン 角砂糖約17個 56.5g
④カルピス 角砂糖約16個 55.5g
⑤午後の紅茶(ミルクティー) 角砂糖約11個 37.5g
⑥いろはす(もも味)角砂糖約8個 26.6g
⑦ポカリスエット 角砂糖約10個 33g
⑧アクエリアス 角砂糖約7個 23g
1日の砂糖の摂取量は25gが目安と言われています。
ゼロコーラやゼロと表示されている飲み物、無糖、ノンシュガーも100gあたりに含まれる糖分が0.5g未満であれば、このような表示が出来る決まりがあるので、安心して飲みすぎると砂糖の多量摂取になるので、気をつけてくださいね!
2023年5月1日
こんにちは!
ほまれ歯科医院の歯科衛生士です。
GWに突入しましたね!
ほまれ歯科医院は5/3から5/7までお休みをいただいております。
今回は
『食べかすと歯垢(プラーク)の違い』です。
みなさん、この2つは同じだと思っていませんか?
食べかすが歯について、そこから虫歯や歯肉炎になるわけではなく、食べ物に含まれている糖質をエサにして、粘着性のあるグルカンという物質を作り、歯に付着します。
このネバネバしたグルカンに細菌がくっついたものが歯垢(プラーク)です。
食べかすはブクブクうがいをすれば取れますが、歯垢(プラーク)はネバネバしているので、うがいで取り除くのは難しいです。
歯垢(プラーク)には1mgに1億個以上の細菌が存在します。
歯垢(プラーク)を放置してしまうと、歯石になってしまいます。
歯石は、歯垢(プラーク)が唾液のミネラルなどと結合して硬くなったものです。
歯石になったら、歯磨きでは取れません。
歯科医院でのクリーニングが必要になってきます。
歯垢(プラーク)は見てのとおり、
『歯』の『垢』と書きますね。
体も洗わないと『垢』がたまりますね。
歯も磨かないと『垢』がたまってしまうのです。
なので、食事をしたら、必ず歯を磨きましょう!
2023年4月26日
治療前
前歯の表面が一本だけ真っ白になってます。
これはホワイトスポットといいますが、原因として、
(1)むし歯
(2)エナメル質形成不全
があります。
従来の治療法は
(1)白いところだけ削り、コンポジットレジンで詰める
(2)歯の表面を一層削り、ラミネートベニア
(3)歯を全周削り、セラミックの被せもの
といったものでしたが、いずれも歯を削る必要がありました。
最新の【ICON】といった治療法では、歯をほとんど削ることなく歯の色を戻すことが可能になりました。
*歯を削る量のイメージ
ICON≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪コンポジットレジン≪≪≪≪≪≪ラミネートベニア≪≪≪≪セラミックの被せもの
歯を一回削ると、むし歯リスクが格段に上がります。また、再治療のたびにはどんどん失われます。
そのため、なるべく歯を削らない&必要があっても最小限に留める。
といったことが非常に重要なのです。
さっそくケースを見ていきましょう!
薬剤を浸透させるためにホワイトスポット表面を塩酸で一層溶かすので、ラバーダムで治療歯のみ隔離します。
ICON後
白いシミがしっかりと消えました!
治療した歯だけ乾燥して真っ白になっていますが、1−2週間もすれば感想も戻っていい感じになります。
患者さんには手鏡で確認してもらい、大変喜んでいただきました!
2023年4月4日
今回はキャンペーン中のオフィスホワイトニングのケースです。
オフィスホワイトニングとは、歯にホワイトニング剤を塗布し、光を当てることで即日に歯の色を白くするものです。
家で個人的に行うホームホワイトニングと比較して、
①即日で白くなる
②マウスピースをつける煩わしさがない
といった特徴があります。
その反面、
①少し後戻りが早い
②一度のオフィスホワイトニングでは効果が出づらく、複数回必要なケースがある
といったことが挙げられます。
オフィスホワイトニングを補うため、ホームホワイトニングを並行して行うデュアルホワイトニングをお勧めしています。
共通するデメリットとしては、
知覚過敏が出る可能性があります。
また、歯の白さの上限は患者さんごとに異なるため、なかなか白さが改善しにくいこともあります。
さて、ビフォーアフターです。
この方は1度のオフィスホワイトニングでかなり歯の白さが改善しました。
審美的な欲求も強くなり、
この後歯茎の黒ずみを改善するガムピーリングもご希望されました。
ガムピーリングのケースレポートはまた後日ご紹介します。
2023年3月29日
こんにちは!
ほまれ歯科医院の歯科衛生士です。
関東地方は少しずつ桜が散り始めてきました。
今年の桜は開花は早かったですね🌸
来年はどんな花を咲かせてくれるのか楽しみです😊
今日のブログのテーマは
母乳は虫歯になりやすい?
です。
母乳は虫歯になりやすいと思っていませんか?
実は生後6ヶ月〜12ヶ月までは母乳で育てた方が虫歯になりにくいという報告があります。
しかし、1歳を超えると反対に虫歯になりやすいという報告もあります。
が、これは離乳食が始まるため、さまざまな食品を摂るなかで、遊離糖を摂取するようになるため細菌叢が変化して母乳も関わるようになるためではないかと言われています。
母乳と虫歯の関係については、ビブィドバクテリウム菌が乳酸を効率よく代謝し、酢酸を産生することが示させることがわかってきました。
先ほど、遊離糖という言葉を書かせてもらったのですが、
遊離糖とは、食品、飲料に添加されている糖、はしみつ、シロップ、果汁(100%も含む)に含まれている糖のことを言います。
逆に遊離糖でないものは、果物や野菜に含まれる糖、母乳や牛乳に含まれる糖のことを言います。
現代人よりも授乳期間の長かった先史時代の虫歯は現代人よりも明らかに少ないですから、単に
授乳期間が長いと虫歯になりやすい!
というわけではないでしょう。
2023年2月28日
こんにちは!
ほまれ歯科医院の衛生士です!
日中はだんだん暖かくなってきましたね😊
まだ、朝晩は冷えるので体調管理はしっかりしたいと思います。
今日は『乳歯と永久歯の歯の色が違うのはなぜ?』がテーマです。
6歳くらいになると、まず下の前歯の乳歯が抜け、永久歯が出てきます。
小学3年生くらいになると、上下前歯8本が永久歯に生え変わってくる子が多いです
(個人差あります)
そのころから、
あれ?永久歯って乳歯に比べると黄色い?
と思う親御さんが増えてくると思います。
実際に当院でも小学生の患者さんの保護者の方から何回か聞かれたことがあります。
着色と勘違いされてる方もいました。
が。
その色の違いは正常なのです。
実は、目に見えている歯の色というのは、エナメル質の下にある『象牙質』の色なのです。
象牙質は半透明のエナメル質に比べて、黄色っぽい色をしています。
乳歯より永久歯の方が象牙質の厚みがあるので、それが透けることによって、黄色っぽく見えるのです。
乳歯と永久歯が一緒に生えてる時期はその色の差が目立って気になるかもしれませんが、全て永久歯に生え変えれば気にならなくなると思います😊