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お子さんの食事の様子、気になることありませんか?
2023年9月1日
こんにちは!歯科衛生士です☺️
今日は、子どものくちゃくちゃ食べなどについてお話ししていきたいと思います。
お子さんのいる方で、子どもが食事を
・くちゃくちゃ音を立てて食べる
・食べこぼしが多い
・食べるのが遅い、または速い
と、感じることはありませんか?
これらの症状は食べ物を唇でしっかり捕まえる機能が発達していなかったり、へんな癖がついていたりするかもしれません😭
唇を閉じて奥歯でよく噛む習慣を身につけることは子どもの口の成長に大きく関わってきます。
発達には個人差もあるので、どんな習慣が身についていないかよく見て成長を助けてあげることが大切です。
もし気になる様でしたら唇の筋力をあげるトレーニングを試してみて下さい😊
①ボタンプル
②風船膨らまし
100円ショップなどにも売っている風船を大きく膨らまして下さい🎈
毎日コツコツやることで効果が出てきますが、改善が見られなかったり心配なことがあったら歯科医院にご相談くださいね🤩
今日から9月に入り今年もあと3ヶ月かと思うと1年ってあっという間ですね🥹
まだまだ暑い日が続きますがみなさん体調には気をつけてお過ごしください☺️
保険の被せものを外してみると。。
2023年9月1日
こんにちは、院長の伊藤です!
今回は保険の被せものを外してみると、どーなっているか!?についてです。
前歯2本の保険の被せものを外してみると、
根っこに差し込んであった金属の土台と、被せものですが、
金属が腐敗したようになってます。
外した後の歯がこちら👇
真っ黒になってますね。
削ってみると、見た目通りかなりむし歯になっており、歯を残せるのは今回がラストかな、というギリギリの状態でした。
歯の治療できる回数には限度があります。
やりかえの度に歯は無くなっていきます。
費用の問題もありますが、長く自分の歯を維持するために、しっかりとした治療を受けることをお勧めします。
⚫︎保険の治療について
メリット
①保険が効くので安価に治療ができる
デメリット
①色や材質は制限されている
→前歯の被せものは3種類程度しか選択肢がないので、隣の歯と色は合わない
→被せもの材質のプラスチック、金属は汚れがつくので、むし歯になりやすい
②型取りの精度が悪い
→被せものと歯がぴったり合ってないと隙間からむし歯になります。
③時間をかけたり、こだわれない
→保険点数は患者さんが思ってるより、かなり低く設定されています。
メタルの高騰や物価の上昇などあっても、点数は変わりません。
できるだけいい治療を心がけていますが、ある程度効率重視で流れ作業になります。
フロスが先?歯ブラシが先?
2023年8月28日
こんにちは!
ほまれ歯科医院の歯科衛生士です。
私事ですが、先日男闘呼組のコンサートに行ってきました!
30うん年前の青春が戻ってきて、若々しかった時間を取り戻せたような気がします😅
仕事もさらに頑張ろうと思いました!
(年齢がバレる😅)
今回のブログのテーマは
フロスと歯ブラシ、どちらが先がいいの?
です。
私自身は歯ブラシ→フロスの順でいつも清掃していたのですが(すっきりさっぱりしてから指を口の中に入れたいので)、たまに時間がないとき、フロスをしない時もあり、フロスを先にした方がいいのかな、と思う時もありました。
こんな論文がありました。
『歯間部プラークの減少とフッ化物保持におけるブラッシングとフロッシングの順番の違いによる効果』
この研究は、歯ブラシ→フロスのグループ、フロス→歯ブラシのグループそれぞれの順番で口腔清掃を行う場合、どちらの方が歯間部プラークを除去できるか、また、どちらの方が歯間部にフッ化物が残るか、ということを調べています。
①25人の歯学部の学生に48時間ブラッシングを中止してもらいます
②その後、2週間は歯ブラシ→フロス、次の2週間はフロス→歯ブラシで口腔清掃してもらう
結果はなんと、先にフロスをした方がよいという結果に!!!
正直、私も驚きました!
しかし、歯頚部(歯の根元)のプラークについては、どちらとも大きな差はありませんでした。
論文で言われていることが全てではありませんが、論文で発表された効果的な方法も試していただいても良いと思います。
歯ブラシ1本で歯と歯の間のプラークを除去することはなかなか困難です。
補助器具を併せて口腔清掃をしていければと思います。
削らないホワイトスポット治療
2023年8月5日
こんにちは、院長の伊藤です。
今回はケースレポートです。
前歯の白いシミが気になる、削らずに改善できないか?と初診で来られた患者さんです。
白い斑点(ホワイトスポット)や茶色い斑点(ブラウンスポット)があります。
フッ素やMIぺーストを塗って様子見することが多いですが、色は治らないんです。
そのため、今まではダイレクトボンディングやベニアといった、歯を多く削って詰めたり被せたりする治療が行われてきましたが、
最近では、ICONという歯をほとんど削らずに色を改善できる治療が出てきました。
簡単に説明すると、、
ホワイトスポットとは、健康な表面部分の歯がすごく薄くなっており、そのすぐ下の歯がスカスカになってる状態で、
従来はこのスカスカになってる部分の歯をごっそり削り詰めていました。
しかしICONは、表面の薄い歯だけ研磨して、スカスカの歯にレジンという樹脂を浸透させる治療法です。
なので、歯を削る量が圧倒的に少ないんです!!
歯は一回削ったら終わりなので、なるべく不必要に歯を削らないという当院のポリシーに非常にマッチした治療法なのです。
話が長くなりましたが、ビフォーアフターを👇
治療開始1時間後には生まれ変わったようにキレイな歯に!!
いい感じに改善できてよかったです。
フッ素って毒なの?
2023年7月31日
こんにちは!
ほまれ歯科医院の歯科衛生士です。
毎日、災害級の暑さと報道があり、とても暑いですね。
水分補給しっかりしていきましょう!
今回のテーマは
『フッ素って毒なの?』です。
先日、お子さんの患者さんが検診に来ました。
問診票見たら
『フッ素は塗らないでください』
と書いてありました。
その理由を私から聞くのは止めにして、あとで先生から確認してもらい聞いてみると
『フッ素は毒だから』と、母親が話していたそうです。
フッ素に限らず、どのような薬品でも誤った量を大量に使用した時には毒性が考えられます。
フッ素に関しては、極端な話になりますが、歯磨き粉のチューブ1本丸飲みするくらいの量になります。
さすがにそんな人はいませんよね😅
なので、フッ素は虫歯予防に最適なのです。
歯が生えてから〜6歳未満のお子様には
必ずペーストの使用量を説明しております。
ネットで検索すると、フッ素は発がん性ではないのか?
というような記事を目にしたことがあります。
飲料水に低濃度フッ素を添加したものを長時間摂取した場合に、骨肉腫を含めたガン発生の期間がある。あるいは、ガンによる死亡率が増加するという研究報告が見られましたが、それらの研究結果については因果関係が全てないことが明らかになっています。
変色した前歯のセラミック治療
2023年7月17日
変色した前歯が気になり、インターナルブリーチを希望されて来院された方です。
普段、治療方針をどのように患者さんと決めているか、流れをみてみましょう!
ますば問題点を写真を見ながら説明していきます。
①治したい前歯が隣の歯と形が大きく異なる
②古い詰め物が歯の間に入ってるため、インターナルブリーチ後に詰め直しても、色の違いが出てしまう
その後、今ケースでは治療の選択肢を2つ説明しました。
①歯の形は隣の歯と異なるが、インターナルブリーチを行う
②隣の歯と、色や形態を可能な限り合わせたセラミックの被せものを入れる
相談の結果、なるべく再治療の回数を減らしたいという希望のため、セラミックの被せものに決定!
きれいなセラミックが入りました!
前歯のセラミック治療の場合、当院では技工士さんに来ていただき、直接歯の色や形態を確認してもらってます。
患者さんの希望も聞いてくれるため、納得した治療を進めることが可能です。
ビフォーアフターです。
術前と比べるととても綺麗な前歯になりました!!
*当院ではいきなり治療にあたることもないですし、保険の治療でもしっかりと治療プランやリスクなどご説明し、納得いただいた上で治療を進めていきます。
お口を育てる食べ物と食べ方
2023年7月5日
こんにちは!
ほまれ歯科医院の歯科衛生士です。
毎日暑いですね😵
体がとけそうになります。
今回のブログは
『お口を育てる食べ物と食べ方』です。
みなさん、食事のときに前歯を使っていますか?
噛むことは奥歯がメインと思われがちですが、
前歯で噛むこともとても大切なんです。
生えてすぐの永久歯の前歯の先端はギザギザになっています。
しっかり前歯を使って食事をしないと、いつまでもこのギザギザは残ってしまいます。
上の前歯の根っこは鼻のすぐ下まであります。
噛むことで歯の根っこを通して、上顎の骨に噛む刺激が伝わります。
そして、顎の骨の成長につながるのです。
前歯を使っていると、歯の先端が減り、ギザギザがなくなります。
ここで、前歯を使う食事をあげてみましょう。
・からあげ(大きくカット)
・野菜(大きく切る。長めに切る)
・薄切り肉は巻いて調理
etc…
食べやすいように小さくカットしたくなりますが、前歯を使って食べられるように大きく、長くカットしてあげてください。
インターナルブリーチ : 気になる前歯の黒ずみを削らずに白く!!
2023年6月22日
右上の前歯が一本だけ黒くなっているのが気になるというご相談。
外傷やむし歯で神経を失うと、このように黒ずんでしまうことがあります。
何年か前にインターナルブリーチを行ったが、後戻りをしてしまった、ということです。
インターナルブリーチとは、根の治療を行うときに削った歯の裏側からホワイトニング薬剤を入れ、白くする方法です。
セラミック治療と比較すると歯を削る量は圧倒的に少ないですが、古い詰め物を外すときに多少歯を削ったり、歯にストレスがかかることでヒビが入ることがあります。
歯の残り具合からすると、今回がラストのインターナルブリーチになることを伝え、
ホワイトニングをスタート!
モニターでビフォーアフターを確認してもらうと、拍手をして喜んでいただけました。
(何年かすると後戻りをして色が暗くなるので、それを見越して周りの歯より白くしてあります)
ついでに歯の間の詰め物も、色合わせをして詰めました。
普通に見る分には詰めたことに気づかないかなーと思います。
いい感じに改善できて良かったです!
保険の銀歯を外してみると。。
2023年5月31日
こんにちは、院長の伊藤です。
今回は、日本人のお口の中に一般的に入っている、銀歯についてです。
銀歯の歴史は古く、薄くて丈夫なこと、費用が安価なことがメリットとしてあります。
しかしデメリットとして、
①金属アレルギーの問題
*一発目で発症することもあれば、何個目かで発症することもあります
②保険の型取りは精度があまり良くなく、適合が自費治療に比べて劣る
→むし歯の再発が起きやすい
③見た目が悪い
④お口の中は熱いもの、冷たいものが入ってくるので、銀歯は収縮膨張を繰り返す
→歯との隙間から細菌が入る
→むし歯の再発が起きやすい
といったことが挙げられます。
メリットよりもデメリットの方が大きいため、当院では詰め物であれば極力使用しません。
被せものについては患者さんの希望を尊重したうえで、保険・自費と選んでいただきます。
確かに保険治療は比較的安く、自費治療は高くなりますが、保険治療は治療のやり直しも多く、
結果費用がトータルで高くなったり、
早期に抜歯が必要になることがあります。
いい治療でなるべく長く歯を使っていきたいいですね。















