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マイクロエンド:根尖が大きく開いた歯のケース
2021年5月28日
こんにちは、院長の伊藤です。
今回はマイクロエンドの症例です。
根尖(根っこの先)には穴が空いており、神経や血管が根管(根っこの内部)に入り込んでいます。
歯種によりますが、平均すると0.4mm前後の直径です。
右下の歯茎が腫れた、を主訴に来院されました。
分かりづらいですが、根尖病巣を認め、根尖が少し大きく見えます。
マイクロスコープ下で治療開始しました。
やはり根尖が大きく開いており、出血も多かったので十分に洗浄を行い
CT撮影!
CTは色々な断面で撮影可能なので、よりはっきり根尖病巣の状態が分かります。
患者さんには根尖が大きく開いているために、保険の材料では緊密に詰めることが出来ないことをご説明し、自費治療のマイクロエンドを選択いただきました。
洗浄と貼薬(次回治療まで仮のお薬を詰めること)を3回行い、
根尖の状態が安定したのでMTAセメントで根管充填!
MTA根管充填(最終的な詰め物)の状態をレントゲンで確認し、
土台→仮歯で3ヶ月様子を見て、再びCTにて確認。
いい感じに骨が出来始めていることを確認したので、
最終形成、シリコン印象を行いジルコニアクラウンをセット
引き続き経過を追っていきます。
執筆者
プロフィール
伊藤 崇史Takafumi Ito
ほまれ歯科医院 院長
当院では、「的確な診断」→「しっかりとした説明」→「拡大視野下における精密治療」→「むし歯・歯周病の再発の予防」といった流れで患者さんごとのニーズに合わせた診療を行なっております。
- 【経歴】
- 2011年3月新潟大学歯学部 卒業 2011年~2012年新潟大学医歯学総合病院・歯科総合診療部 2012年~2016年新潟大学医歯学総合研究科・う蝕顎分野 2015年~2016年新潟大学医歯学総合病院
- 医療連携口腔管理チーム 歯内療法担当
- 【所属】
- 日本審美歯科学会
- 日本顕微鏡歯科学会



