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1日で白い詰め物へ-ダイレクトボンディング vs CEREC
2022年4月22日
こんにちは!院長の伊藤です。
今回は1日で歯を白く詰められる治療法(ワンデートリートメント)についてです。
CERECというのはCAD/CAMというシステムを利用してセラミックのブロックを削り出し、即日で白い詰め物や被せものを入れる治療法です。
セラミックを使用するため、強度が高く、プラークもつきにくいため非常に良い治療です。
しかし、ピッタリとした適合を得るのは非常に難しく、適合の悪いセラミックが接着剤でなんとか保持されていることもあります。
またセラミックの強度を得るために歯を削る量が多くなる、という欠点があります。
いくらセラミックといえど、ピッタリと合っていないと汚れがたまり虫歯の再発の原因になってしまいます。
そのため当院ではセレックシステムを今のところ採用しておりません。
さて、当院で行っているワンデートリートメントは何度もご紹介していますが、
ダイレクトボンディングという治療法です。
治療例
(治療時間 : 2本で1時間)
(治療時間 : 2本で1時間)
ダイレクトボンディングの利点として、
①歯を削る量が最も少ない
→削った穴に直接詰めるので健康な歯を削ってまで形態を整える必要がなく、
またセラミックの強度を得るための余分な歯を削る必要がありません
②即日修復が可能
③最も虫歯リスクの少ない状態で治療
→型取りが不要なため、次回来院までの間に汚れが付着することがありません
④修理が可能
→メタルやセラミックが破損した場合は原則作り直しになりますが、ダイレクトボンディングでは欠けたところを詰め直すことが可能です。
ただダイレクトボンディングにも
①セラミックと比較するとプラークが付着しやすい
②強度が劣る
③経年的な着色が起きる
*研磨をし直すことで改善は可能です
といった欠点があります。
CERECでもインストラクターの資格を持っている先生の治療は非常に適合も良く美しかったですが、
当院ではこういった理由からダイレクトボンディングをワンデートリートメントの軸にしています。
執筆者
プロフィール
伊藤 崇史Takafumi Ito
ほまれ歯科医院 院長
当院では、「的確な診断」→「しっかりとした説明」→「拡大視野下における精密治療」→「むし歯・歯周病の再発の予防」といった流れで患者さんごとのニーズに合わせた診療を行なっております。
- 【経歴】
- 2011年3月新潟大学歯学部 卒業 2011年~2012年新潟大学医歯学総合病院・歯科総合診療部 2012年~2016年新潟大学医歯学総合研究科・う蝕顎分野 2015年~2016年新潟大学医歯学総合病院
- 医療連携口腔管理チーム 歯内療法担当
- 【所属】
- 日本審美歯科学会
- 日本顕微鏡歯科学会






