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神経保存療法 : 神経に及ぶ大きい虫歯から若年者の神経を守ったケース
2022年5月25日
術前
どこに虫歯があるか分かるでしょうか??
歯科医師でも見逃しが起きやすい虫歯です。
レントゲンを撮ると大きな虫歯が出来ていることがわかります。
このような大きな虫歯でも症状なく隠れて進行することがあり、
自分で自覚することは不可能です。
虫歯を慎重に削っていましたが、露髄(神経が出ること)してしまいました。
このような場合、神経を取ってしまうことが多いですが、
ほまれ歯科では徹底した神経の保存にこだわります。
セラカルというMTA系のセメントで神経をカバー。
コンポジットレジンできれいに詰めます。
確認のレントゲン。
神経を除去すると、歯根破折(根っこが真っ二つに割れること)が起き、抜歯となるリスクが神経のある歯より格段に高くなります。
しかも今回は10代の患者さんだったため、神経を保存できたことは歯の寿命、
さらにはQOLの維持に役立てたかなと思います。
執筆者
プロフィール
伊藤 崇史Takafumi Ito
ほまれ歯科医院 院長
当院では、「的確な診断」→「しっかりとした説明」→「拡大視野下における精密治療」→「むし歯・歯周病の再発の予防」といった流れで患者さんごとのニーズに合わせた診療を行なっております。
- 【経歴】
- 2011年3月新潟大学歯学部 卒業 2011年~2012年新潟大学医歯学総合病院・歯科総合診療部 2012年~2016年新潟大学医歯学総合研究科・う蝕顎分野 2015年~2016年新潟大学医歯学総合病院
- 医療連携口腔管理チーム 歯内療法担当
- 【所属】
- 日本審美歯科学会
- 日本顕微鏡歯科学会



