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はじめてのむし歯治療こそ、大切に
2026年9月10日
「むし歯ができたら、削って詰めれば元通り」
そう思われている方も多いかもしれません。
しかし、一度削った歯は元の天然の歯に戻ることはありません。
詰め物も永久に使えるわけではなく、将来的にやり替えが必要になることがあります。そのたびに少しずつ歯を削ることになれば、治療はだんだん大きくなっていきます。
だからこそ、はじめてむし歯を治療するときに、どれだけ健康な歯を残せるかはとても大切です。
今回治療したのは、前歯のむし歯です。
正面から見るとそれほど大きな問題があるようには見えません。
裏側から確認すると、歯と歯の間からむし歯が進んでいました。
むし歯になっている部分を慎重に取り除き、コンポジットレジンという歯の色に近い材料を使って修復しています。
前歯ですので、ただ穴を埋めるのではなく、できるだけ健康な歯を削らないこと、そして自然な色や形に仕上げることも意識しました。
治療後は、正面から見てもどこを治療したのかほとんど分からない状態になっています。
もちろん、すべてのむし歯をこの方法で治療できるわけではありません。むし歯の大きさや場所によっては、別の治療方法が適していることもあります。
ただ、小さな治療で済む段階で適切に治療できれば、それだけ天然の歯を多く残すことができます。
まだ若いから、ではなく、これから何十年も使う歯だから。
はじめてのむし歯治療だからこそ、その歯の将来まで考えて、できるだけ丁寧に治療する。
当院ではそんなことを大切にしています。
執筆者
プロフィール
伊藤 崇史Takafumi Ito
ほまれ歯科医院 院長
当院では、「的確な診断」→「しっかりとした説明」→「拡大視野下における精密治療」→「むし歯・歯周病の再発の予防」といった流れで患者さんごとのニーズに合わせた診療を行なっております。
- 【経歴】
- 2011年3月新潟大学歯学部 卒業 2011年~2012年新潟大学医歯学総合病院・歯科総合診療部 2012年~2016年新潟大学医歯学総合研究科・う蝕顎分野 2015年~2016年新潟大学医歯学総合病院
- 医療連携口腔管理チーム 歯内療法担当
- 【所属】
- 日本審美歯科学会
- 日本顕微鏡歯科学会







