根尖(根っこの先)には穴が空いており、神経や血管が根管(根っこの内部)に入り込んでいます。
歯種によりますが、平均すると0.4mm前後の直径です。

右下の歯茎が腫れた、を主訴に来院されました。
大きな虫歯が原因で神経が死んでしまい、根管内がバイ菌だらけになり、根の先の骨に根尖病巣(膿み)が出来ています。
また、根尖が大きく開いています。

マイクロスコープ(顕微鏡)下で根管内を観察しているところ。
やはり根尖が大きく開いており、出血も多かったので十分に洗浄を行いました。

CTはさまざまな断面で撮影可能なので、よりはっきり根尖病巣の状態が分かります。
患者さんには根尖が大きく開いているため、保険の材料では緊密に詰めることが出来ないことをご説明し、自費治療のマイクロエンドを選択いただきました。
洗浄と貼薬(次回治療まで仮のお薬を詰めること)を3回行い、
根尖の状態が安定したのでMTAセメントで根管充填


MTA根管充填(最終的な詰め物)の状態をレントゲンで確認し、
土台→仮歯で3ヶ月経過観察。


CTでの確認
(普段は術後に撮影しませんが、骨の状態を観察したかったので撮影させてもらいました)
いい感じに骨が出来始めています。


ファイバーコアのセット

ジルコニアクラウンの装着

一年後のレントゲン画像
根の先の骨が出来ており、これなら問題なさそうです。
根尖(根っこの先)には穴が空いており、神経や血管が根管(根っこの内部)に入り込んでいます。
歯種によりますが、平均すると0.4mm前後の直径です。
右下の歯茎が腫れた、を主訴に来院されました。
大きな虫歯が原因で神経が死んでしまい、根管内がバイ菌だらけになり、根の先の骨に根尖病巣(膿み)が出来ています。
また、根尖が大きく開いています。
マイクロスコープ(顕微鏡)下で根管内を観察しているところ。
やはり根尖が大きく開いており、出血も多かったので十分に洗浄を行いました。
CTはさまざまな断面で撮影可能なので、よりはっきり根尖病巣の状態が分かります。
患者さんには根尖が大きく開いているため、保険の材料では緊密に詰めることが出来ないことをご説明し、自費治療のマイクロエンドを選択いただきました。
洗浄と貼薬(次回治療まで仮のお薬を詰めること)を3回行い、
根尖の状態が安定したのでMTAセメントで根管充填
MTA根管充填(最終的な詰め物)の状態をレントゲンで確認し、
土台→仮歯で3ヶ月経過観察。
CTでの確認
(普段は術後に撮影しませんが、骨の状態を観察したかったので撮影させてもらいました)
いい感じに骨が出来始めています。
ファイバーコアのセット
ジルコニアクラウンの装着
一年後のレントゲン画像
根の先の骨が出来ており、これなら問題なさそうです。