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ケースレポート:難易度の高いダイレクトボンディング
2025年12月10日
こんにちは、院長の伊藤です!
今回はダイレクトボンディングのケースレポートです。むし歯治療や根管治療を専門にしているため、なるべく歯を削らない治療をご希望される方が多く来院されています。
術前
右端の歯に小さな古い詰め物がありますが、レントゲンで深いむし歯を発見しました。
詰め物を除去したところ
むし歯を除去したところ
写真からは分かりづらいですが、神経ぎりぎりまでむし歯が進行していました。
また、2−3mmくらい歯肉の中までむし歯がすすんでいました。
ダイレクトボンディング後
治療前と比較するとわかりやすいですが、天然歯のような状態を再現するため、歯の溝の着色部分まで再現しています。
実はかなり難易度の高い治療でしたが、いい感じに治療できました。
今回の歯は自由診療でなければ、精度の高い治療をすることはほぼほぼ不可能だったと思います。
むし歯を最小限に削る、歯肉を傷つけないよう慎重に削る、歯肉の奥深くから段差のないように詰める、
接着を阻害する唾液や湿度を排除する、長期にいい状態を保つために時間をかけて研磨をする
こういった精密な治療を行うため、60分の治療時間が必要でした。
しかし、保険治療で同じ時間、同じ器具を使用することで出来ません。
この30年間、物価や賃金はどんどん上昇していますが、保険点数は全く上がっておらず、むし歯1本の治療費はとんでもない安い金額になっているからです。
制約のある中でも保険診療も丁寧に行なっておりますが、再発を抑え、長くいい状態で自分の歯を使いたい方には自由診療をお勧めしています。
執筆者
プロフィール
伊藤 崇史Takafumi Ito
ほまれ歯科医院 院長
当院では、「的確な診断」→「しっかりとした説明」→「拡大視野下における精密治療」→「むし歯・歯周病の再発の予防」といった流れで患者さんごとのニーズに合わせた診療を行なっております。
- 【経歴】
- 2011年3月新潟大学歯学部 卒業 2011年~2012年新潟大学医歯学総合病院・歯科総合診療部 2012年~2016年新潟大学医歯学総合研究科・う蝕顎分野 2015年~2016年新潟大学医歯学総合病院
- 医療連携口腔管理チーム 歯内療法担当
- 【所属】
- 日本審美歯科学会
- 日本顕微鏡歯科学会








