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【歯髄温存療法】神経は全て取らなくても大丈夫です!!
2020年10月25日
こんにちは、院長の伊藤です。
大きな虫歯を削ると神経が露出することがあります。
こういった場合、以前までは神経を全て除去することがほとんどでした。
患者さんの中にも、「虫歯が神経にまでいってたので、神経取りますね」と言われたことがある方も多いかと思います。
○神経を失うとどうなるか?
①虫歯が重症化しやすい
痛みのセンサーが無くなるので、虫歯が出来ても症状が出にくく、気づいた時には残すことができないほど大きな虫歯になってしまうことがあります
②歯の破折リスクの増加
神経のある歯の喪失原因は歯周病、虫歯が主ですが、
神経を失った歯では、喪失原因の約60%が歯の破折です!!
③根尖病巣(根の先の膿)が出来てしまうことがある
神経を取る治療の後に再発してしまうと、根っこの先に根尖病巣が出来てしまい、
根管治療の成功率は20%ほど下がってしまいます。
こういった理由から、可能な限り神経を保存できた方がいいのです。
○Vital Pulp Therapy:歯髄温存療法

自由診療にはなりますが、
虫歯に侵された神経のみを除去し、残った神経に対してMTAやバイオセラミックというセメントを使用することで、
神経を残せることが多くなってきました!

*術後の痛みや、神経の壊死が起こった際は根管治療が必要になります。
*歯の残り具合や、神経の炎症の程度によっては、根管治療が必要になります。
ただ、この治療には条件があります。
①マイクロスコープ(歯科用顕微鏡)でしっかりと拡大!
②ラバーダム防湿を行い、無菌的に!
③染め出し液を使って、しっかりと虫歯を除去!
④適切な診断が出来ること!
私は大学時代に根管治療をメインに治療を行い、
MTAに対する歯髄の反応や、再生に関する研究も行なっておりました。
なるべく神経を残したい、
マイクロスコープで精密な治療を受けたい、
という方はぜひいらしてください!!
定期検診の重要性その②
2020年10月23日
こんにちは!ほまれ歯科医院の歯科衛生士です!前回に引き続き、定期検診の重要性その②についてお話したいと思います!
●Point2● 歯肉の検査!!
2つ目は、歯肉炎、歯周病の検査です。
歯肉炎:歯肉が赤く腫れ、出血する⬇︎

歯周病:歯を支える骨が減り、揺れが出てきます今や日本人の8割が歯周病と言われており、歯周病は歯の喪失原因の第一なんです!
歯ブラシ時に出血や歯肉に違和感があっても、痛みがないと歯科医院に受診される方は多くはありません。
軽度の歯肉炎は歯科医院でのクリーニングや保険指導により改善が見込められますが、
歯周病は歯を支える骨までも溶かしてしまう病気です。⬇︎

歯肉炎と比べ改善の可能性が低くなります。
また、歯周病は痛みがなく進行するのが大きな特徴で、気づいた時には重度に進行しており、やがて抜け落ちてしまうとても恐い病気です。
しっかり歯ブラシ出来てるから大丈夫!と思っていても、実際歯ブラシで100%磨ききる事は難しく、届かないところに歯垢や歯石が付着してきています。
また初期の歯肉炎に関しては症状が気付きにくいので、定期的に歯科医院でのチェックが必要です!
当院では歯周ポケットの検査、歯の動揺度、磨き残し等を細かくチェックし、口腔内カメラで撮影した写真をもとに、患者様一人一人にあった指導させて頂いております。
最近歯ブラシでよく出血する、
歯の揺れが気になる、
歯茎が腫れぼったい、
口臭が気になる
といったことがあれば危険なサインかもしれません。
ぜひ定期検診にいらしてください。
ご自身の歯で長くお食事が出来るよう、一緒に頑張りましょう!!
定期検診の重要性その①
2020年10月22日
こんにちは!
ほまれ歯科医院の歯科衛生士です!
雨の日が続く日もありますが、気候は落ち着き、秋冬と美味しい食べ物がたくさんある季節に突入しましたね!!
食事は1日の中でも最も楽しみな時間であり、一生自分の歯で食事を楽しみたいですよね!
その為にも欠かせないのが歯科医院での定期検診です。
歯医者さんは歯が痛くなった時にだけかかればいい!
そう思われてる方も少なくありません。
しかし、痛くなってからでは手遅れなことが多いです。
今回は定期検診の重要性についてお話します!
●Point 1●虫歯のチェック!!
虫歯は黒くて穴があいている、痛いといったイメージがあると思います。
しかし、虫歯の程度によっては症状がないことも多いです。
また、上の歯、歯間部は自分では見えず、
歯の表面は白くても内部で虫歯が進行していることはよくあります。

↑ 特に問題のない歯に見えますが…

↑ 実は歯の中で虫歯が進行していました!
虫歯が広がり神経まで到達してしまうと、歯の神経を取る処置や、
重度の虫歯になると抜歯しなければならないケースに発展することもあります。
虫歯は早期発見、早期治療が重要です。
当院では拡大鏡、マイクロスコープといった拡大視野での診査を行いますので、小さな虫歯も見逃しません!
次回は定期検診の重要性その②歯肉の検査!!についてお話したいと思います。
保険の詰め物について
2020年10月20日
こんにちは、院長の伊藤です。
今日は保険の詰め物である、メタルインレー(金属の詰め物)とコンポジットレジン(プラスティックの詰め物)についてご説明します。
ほまれ歯科医院ではMI(Minimal Intervention;最低限の侵襲)を第一と考え、
基本的にはメタルインレーを入れることは少ないです。
以前まではメタルインレーが多く使われていましたが、
接着システムの向上、レジン材料の進歩により、
多くの症例でコンポジットレジンが使用されるようになってきました。

*点線内が当院で詰めたコンポジットレジンの詰め物です。(保険内)
○どちらの材料がいいのか?
①歯を削る量
コンポジットレジンの方が少ない
②治療成績
差がないと報告されています
③再治療
メタルインレーの再治療の方が、神経を取る治療(抜髄)が多かったと報告されています

メタルインレー内部の二次カリエスの様子
④生体親和性
メタルインレーは金属アレルギーのリスクや、メタルタトゥーなどの原因になります
⑤治療回数
メタルインレーは型取りが必要なので、2−3回かかりますが、
コンポジットレジンは直接詰めるので、1回の来院で終わります
⑥見た目
コンポジットレジンは歯の色と近い材料を使用できますので、審美的です
⑦歯への影響
日々の臨床の中で、メタルインレーの方が残った歯にヒビが入りやすいように感じます

*青矢印がひびの線です
○まとめ
上記の理由から、当院ではコンポジットレジン充填を第一選択としています。
しっかりと説明を行い、納得いただいたうえで治療をすすめていきます。
歯の痛みの原因は、歯に入ったひび!
2020年10月13日
こんにちは、院長の伊藤です。
歯の痛みには、虫歯、歯周病、根っこの中の感染、力によるもの…など様々ありますが、
歯のひびが原因で痛むことがよくあります。

お口の中に、写真のような大きな詰め物が入っていませんか?
歯というのはなるべく削らないはうがもちろん良いのですが、
中途半端に薄い歯を残すと【ひび】が入り、
そこから細菌が侵入することがあります。
特にメタルインレーと呼ばれる金属の詰め物で多く見られます。
実際の症例を見ていただきます。
左下奥が噛むと痛い、違和感がある患者さんのメタルインレーを外すと…

歯にひび(白い→)が認められ、
そのひびが神経にまで達していました。
以前からひびがあったようで、
ひびを通過した細菌の影響で神経は死んでしまっていました。
こういったひびを可能な限り防ぐため、ほまれ歯科では2つの対策をしています。
①コンポジットレジンを用いる
型取りが必要なメタルインレーと異なり、削る量を最小限に出来ます。

②被せものにする
中途半端に薄い歯を残さずに全周覆った被せものにします。
削る量はインレー(詰め物)より大きくなりますが、
詰め物の大きさによっては、
被せもののほうが歯を守ることにつながります。
精密治療を受けたい、
自分の歯を少しでも残したい、
という方は是非いらしてください!
肉眼vsマイクロスコープ
2020年10月8日
こんにちは、院長の伊藤です。
今日は肉眼とマイクロスコープでどのように見え方が変わるのか見ていただきます。
○1ケース目

肉眼だとおおよそこんな感じです。
よく見えませんね。普通は異常なし、と診断されます。
赤丸をマイクロスコープで拡大すると…

歯の間に黒いのが見えてきました!
これが虫歯です。
小さそうに見えますが虫歯を削っていくと…

手前の歯も虫歯になっていました!!
これが見逃されるかと思うとこわいですね。
痛みもなかったので、このまま放置されていれば神経の治療になっていたかもしれません。
○2ケース目

まずは肉眼です。
赤丸をマイクロスコープで拡大します!

赤矢印のところが虫歯になっていました!
いかがだったでしょうか?
肉眼とマイクロスコープで見え方にかなり違いがあることが分かっていただけたかと思います。
虫歯が放置されると、
神経の治療→再発→再治療→抜歯
という流れになりやすいです。
精密治療を受けたい、
自分の歯を少しでも残したい、
という方は是非いらしてください!
虫歯治療について その②
2020年10月4日
こんにちは、院長の伊藤です。
今回は虫歯治療の流れを動画でご説明します!
①虫歯の染め出し
②虫歯の除去
実際には①と②を何回も繰り返し、確実に虫歯を除去します!
③接着剤の塗布
④コンポジットレジンで詰める
樹脂の材料を削った穴に流し込み、光で固めます。
一気に詰めればすぐ終わるので患者さんは楽ですが、
固める際に収縮するので、数回に分けて詰めないと適合が悪くなり、
取れてしまったり、虫歯の再発の原因になります。
⑤噛み合わせの調整と研磨
段差がないように調整します。
赤い点は咬合紙という赤い紙をカチカチ噛んでもらうことで、
噛み合わせに問題がないか確認しています。
いかがでしたか?
虫歯治療はこのように行われています。
ただ、今回はマイクロスコープ(歯科用顕微鏡)を使用し、
肉眼の20倍!程度に拡大しながら精密に治療しました。
肉眼での治療では暗く、小さいためにこのようにはっきりと見えないため、
虫歯の取り残しも起きやすくなります。
精密治療を受けたい、
自分の歯を少しでも残したい、
という方は是非いらしてください!
虫歯治療について その①
2020年10月2日
こんにちは、院長の伊藤です。
今回は
虫歯治療についてです。
●虫歯とは
磨き残しがあるとその中の細菌が酸を出して、
歯を溶かしていき、歯に穴があいてしまいます。
これが虫歯です。

↑こういった自分でも気付きそうな虫歯もあれば、

↑一見問題無さそうですが…

↑ミラー(鏡)で歯科医が見て初めて気付く虫歯もあります。
これは上の奥歯で自分では見つけられませんので、
痛みがなくてもみなさん定期検診をしっかり受けてくださいね!
●虫歯の進行について
虫歯の大きさによって、COからC4とステージがあります。
診療案内のところに説明がありますので、
読んでみてください。
●虫歯の治療について
なんとなく麻酔をされて、
削られて、みたいなイメージだと思いますが
流れを説明します。
①レントゲン撮影
デジタルレントゲンを撮影して、虫歯の大きさ、位置を確認します。

赤い線で囲った、黒くなっているところが虫歯です。
②麻酔
③虫歯の除去

虫歯は【う蝕検知液】と呼ばれる染め出し液を使用して、
青く染めることで、
取り残しなく除去していきます。
④コンポジットレジンで詰める
削った穴は、コンポジットレジンという樹脂材料で元の歯と似た形に詰めていきます。

型取りをしてメタルインレー(銀の詰め物)にした方が処置は楽ですが、
- 金属アレルギーのリスク
- 虫歯の再発リスクが高い
- 歯が破折しやすい
- 歯を削る量が多い
といったデメリットから、
当院ではそこまで穴が大きくなければ、
歯に優しいコンポジットレジンを使用しています。
と、文章で書いても分かりづらいですので、
次回ムービーで分かりやすく説明します!
~10月物販のおすすめ~
2020年9月30日


こんにちは!ほまれ歯科医院の歯科衛生士です!
ようやく涼しくなってきましたね、
ですがコロナウイルス対策もまだまだ油断できません。
1日でも早く終息してほしいです、、、。
10月の物販おすすめキャンペーンは、8月、9月に引き続き小児用の歯ブラシを紹介したいと思います。
【タフトシリーズ】
先日紹介したEX kodomoシリーズより若干毛の硬さが柔らかめになります。
ブラッシングの時、痛がるお子様にはタフトシリーズがおすすめです!
①タフト17(キッズ)乳歯列期1~7歳(写真左)
当院にあるお子様用歯ブラシで1番ヘッドが小さいものになります。
奥歯まで届きやすい大きさになっています。
②タフト20(ジュニア)混合歯列期6~12歳(写真右)
EX kodomo12Sよりひと回り小さめの大きさになります。
小学生になって仕上げ磨きの回数が減ってきたお子様におすすめです。
お子様の成長は個人差があります。
同い年でも、お口の中の環境は人それぞれになります。
歯ブラシ選びでお困りのことがありましたら、当院歯科衛生士のご相談ください。
子供の歯科検診
2020年9月24日
こんにちは、ほまれ歯科医院です(*^o^*)
幼稚園や学校の歯科検診が延期されていましたが、徐々に始まっていますね!
小児の歯科検診のご予約が増えてきました!
当院では、基本3歳過ぎたら、1人で入っていき、歯科に慣れていく練習を始めます!もちろん、お子さん一人ひとりの成長に合わせて進めていきます。

(写真のお子さんは5歳の年中さんです)
早く歯科に慣れていけると、早くから色々な予防処置が行えます!
ただ単に虫歯チェックをし、フッ素を塗っていくだけでは、お子さんのお口の中は残念ながら、守れません。
機械を使ってのクリーニング(PMTC )は、お子さんでも行えます(o^^o)

まずは、お口全体のレントゲンを撮影して、お子さんのお口の中の状態を説明致します!
子供の歯から大人の歯への生え変わりについての説明なども、このレントゲンで説明します。

幼稚園、学校検診で虫歯がなかったとしても、行える予防処置や、クリーニングには定期的に来院される事をお勧めします(^^)



